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2026年02月28日

訪問看護ステーションひかり

フットケア研修受講しました!

2月予定のブログでしたが、3月に入ってしまいましたね。
暖かくなるのもどんどん早くなっていき花粉も飛び始め、早咲きの桜も咲き始めました。
皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。

さて、この度、在宅における足爪のフットケア研修を受講して参りました。
皆様は「人生ラスト10年問題」をご存じでしょうか?

現在日本は超高齢社会であり平均寿命は長くなっています。
しかし、平均寿命から元気に自立して生活できる健康寿命を差し引いた約10年もの間、介護や医療が必要な自立した生活ができない期間があります。
多くの人は
①歩けなくなる
②食べられなくなる
③認知症
といった順で身体の機能が低下していき最終的には寝たきりになられる方が多いです。

よって、健康寿命を延ばしていくため最初に機能が低下する歩行に対して重要な要素である「足・爪」へのアプローチが非常に重要であり、このことから今回「フットケア研修」を受講して参りました。

その内容を少し皆様にも共有させていただきたいと思います。

在宅で足・爪のトラブルはよく見られると思います。
在宅でみられる足爪のトラブルのほとんどは「白癬(水虫)」によるものと言われています。

「白癬」には足白癬と爪白癬の2種類があります。
症状として、足白癬は皮膚の剝がれやふやけ、白化、赤み、かゆみ、水疱形成、厚みの増加等があり、爪白癬は爪の変色や変形、厚み増加、もろさ、欠けやすさ等があります。

白癬を治療する上で注意して頂きたいことは、「爪白癬」は市販薬では爪の角質まで薬効が届かず治らないということです。そのため、爪白癬の場合は医師に薬を処方して頂く必要があります。

足爪のトラブルは他にも巻き爪、深爪等多岐にわたります。
ここまで長々とお話ししてきましたが、ここから家でもできるフットケア方法についてお話させていただこうと思います。

①よく洗う
これが一番重要で効果的な方法なります。
白癬はすぐ定着しないため24時間以内に洗浄できれば感染しません。
ゴシゴシ洗ってしまうと傷つき、そこから菌が入ってしまうため優しく石鹸で洗いましょう。

②乾燥
白癬は気温湿度の高いところが大好きなため、洗浄後は良く乾燥させましょう。

③靴の適正
靴が足に合っているものでないと足趾や爪が変形してしまい、歩行に影響がでてしまいます。
☆爪先の高さがあるもの/爪先が上がっているもの/かかとがあるもの

上記の3つを参考に足に合う靴を履きましょう。

④爪を切りすぎない
爪を切りすぎしまうと深爪になってしまい痛みを生じてしまうため、爪切りは整える程度にしましょう。

⑤バスマットや床等きれいにする
白癬菌を拡散させないためにもバスマットやスリッパ等はこまめに洗い、よく乾燥させてから使用しましょう。
白癬にかかっているご家族がいましたら、バスマットやスリッパ、タオルなどは共用しないようにしましょう。

以上がフットケアの方法になります。

日々の足のケアによって歩行能力を保ち、自立した自分らしい生活を維持することが期待できます。

今回はフットケアについての内容でしたが、皆様が健康で元気に過ごしていくために有益な情報を共有できるよう一同励んで参ります。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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